<お花見レポート> 
2008年 3月29日(土) 午後1時〜2時ごろ : 天気 くもり : 桜は ほぼ 満開

2008年

靖国神社 さくらまつり
 
@靖国神社 参道エリア
参道は“ 巨大なイベントスペース & 宴会エリア ”に 変身します
参道エリアの桜は、夜10時まで ライトアップされ、
夜桜も、宴会も、
夜10時まで 楽しめます
    
 九段下駅の「靖国神社口」を出ると、すごいことになっていました。 靖国神社までの道は、人、人、人、人。 武道館の方を見ても、人、人、人、人。


    
 早稲田通りと靖国通りの交差点・・・・・人が車道にまではみだしています。
 靖国神社と武道館をむすぶ歩道橋は、前にも後ろにも、全く身動きがとれない状態です。
 きょう、家を出た時には、「靖国神社を一回りして、それから千鳥ヶ淵を 半蔵門まで ブラブラ歩こう」 と考えていたのですが、
  この時点で、千鳥ヶ淵の方に行くのは、断念しました。


   
参道の入口の両側には、様々な露店が並び、大きなテントも張られています。
正月の初詣の時も、すごい人出ですが、さくら祭りも すごいことになっていました。


           
ウヒャー、ものすごい人出です。


   
第一鳥居の下から、九段下駅の方を見たところ。                      第一鳥居の下から、参道の奥の方を見渡したところ。
250mほどある参道の右側全体が「桜の林」で、左側全体が大駐車場です。


   
第一鳥居のすぐ脇から、桜の林と その下の 宴会場が はじまっています。   カトリーヌも、人の熱気で 「ヨタヨタ」 しています。


   
第一鳥居脇の宴会場(その2)  この付近は、若い女の子のグループが多かった印象です。  第一鳥居脇の宴会場(その3) 
食べ物・飲み物の露店が、グル〜ッと取り囲んでいる感じです。
テーブルなどは、自由に使うことができます。 地面には 青いビニールシートが敷いてあって、その上も 自由に使うことができます。
「ござ」 の貸し出しもしています(ござの貸し出しは有料。大きめのござが一枚300円です)。


           
手ぶらで来て、食べ物・飲み物を ズラ〜ッと並んだ露店で調達して、思い思いに場所を決めて、さぁ、宴会のスタートです。


  
第一鳥居脇の宴会場(その4)                             第一鳥居と銅像の間にある 「泉」 。 周りは階段状になっている休憩ゾーン。
白いモニュメントの下から、静かに、清水が湧き出しています。



   
(左)第一鳥居から50mほど参道を進んで、後ろを振り向いたところ。右に見える緑と白のストライプのテント群は、各県の「物産市」 のテントです。
(右)大村銅像の手前には、「千代田さくらまつり」 のイベントステージがあります。 踊りやパフォーマンスなど、賑やかなショーが繰り広げられています。
(「千代田さくらまつり」 : 主催=千代田区&千代田区観光協会 ・・・・・ 演目などの詳細は、 「千代田さくらまつり」 で検索してみて下さい)



  
ステージの前には、観覧席も設営されています。


           
銅像の横の宴会場。 この付近の桜は、ものすごいボリュームで、高いところから すぐ手がとどくほど下まで 「みごとな枝ぶり」 を見せていました。
おもわず、うっとり として、立ち止まってしまいました。 (いか焼きのいい匂いにつられて立ち止まった、という要素もありますが、・・・)


   
銅像の横の宴会場(その2)  ここでは、露店のそばにテーブルとイスが置かれ、参道に近い 桜の林の部分に、ビニールシートが敷かれていました。
「広〜い桜の林の地面の大部分が 青いビニールシートで おおわれている」 という光景は、靖国神社以外では見たことがありません。 ちょっと、すごいです。



   
ビニールシートは、参道の脇まで 隙間なく 敷いて あって、参道に近いイチョウの木の下でも、宴会が繰り広げられています。
あちこちに、音楽をかけたり、歌いだしたり、踊りだしたりする人がいます。



   
食べ物・飲み物の露店は、 「桜の林」 の一番外側に、 「上手に」 一列、 ズラ〜ッと並んでいます。
いか焼き、タコ焼き、ジャンボフランク、& ビール・・・・・僕は、ささやかなお弁当を持ってきていたのですが、ついつい、食べたり飲んだりしてしまいました。
ちなみに、上の写真(左か右かは不明)の中に、僕が写っています。 見つけられるかな(^o^)?



           
茶店の手前の広〜い宴会場。  みんな、楽しそうです。


   
(左)参道では、踊りながら練り歩くパフォーマンス(岩手県花巻市の鹿踊?)なども見ることができました。       
(右)ステージの後ろから大村銅像の写真を取ろうと思ったら、後ろから横から押されて、こんな写真になってしまいました。



   
第二鳥居手前の茶店付近の宴会場(その2)  この付近は、びっしり テーブル&イスが設置されていました。


   
茶店のすぐ横。 ビールが何百箱か積み上げられ、ストックされていました。     茶店の前から、第一鳥居方向を見たところ。







A靖国神社 本殿周辺エリア
本殿周辺は、桜をゆっくり、落ち着いて楽しむ、そういうエリアです


   
第二鳥居をくぐると、神門は目の前です。 神門の先が、桜の林になっています。


           
拝殿に向かって、右側と左側が、それぞれ「桜の林」 になっています。
ここには、気象庁が「東京の桜の開花宣言」を出す「標本木(以前は標準木と言っていた?)」 が、3本(?)あるそうです。
どの木かは公表していないようですが、僕の推測では、右側の林の能楽堂の近くの木が、その中の1本だと思います。 理由は秘密です(^v^)。



           
拝殿前の桜の林の中。 ここの桜もすごいボリュームで、桜の花びらでできた大きなドームの中にいる感覚です。
くもっていたのが、本当に残念です。 晴れていたら、春の淡い青空が桜の花びらの隙間から見えて、よりいっそう、花びらの色を引き立てるのですが、・・・




  
拝殿前の桜の林の中(その2) 大抵の人が、この桜の林の写真を撮っています。この桜の林では、お昼ごろに、野点なども行われています。
右の写真は、この桜の林の中にある「能楽堂」です。 この日は、日本舞踊を間近で見る事ができました。
この能楽堂では、毎年この時期に「奉納夜桜能」(出演:田崎隆三、梅若六郎、小倉敏克、野村万作、野村萬斎、など:有料) が開催されるそうです。




  
この桜の林の中で見つけたパフォーマー? いろんな国の男女が20人くらい、いろんな格好をしていました。  みんな、バチバチ 写真を撮っていました。


   
記念写真を撮るのも、この桜の林の中がベストポイントかもしれません。


           
遊就館の手前の桜。 まさしく満開でした。 


   
遊就館。 幕末から現代にいたる、「近代日本の歩み」 が展示されています。 
右の写真が、新しくできた入口です。 一階部分には、ゼロ戦やC56型31号 蒸気機関車などが展示されている広い玄関ホール(入場無料)があります。

玄関ホールから先の展示スペースは有料で、一般800円、大学生500円、中・高生300円、小学生100円、(20名以上の団体は2割引)となっています。
それぞれの時代時代、局面局面の、空気、常識、価値観、国際関係、世界情勢、などなど、に思いをはせ、上映されている記録映画などを見たりすると、
グル〜ッと回って2〜3時間は かかります。(子どもたちには、ちょっと 難しいかも?)
敗戦という悲しい現実もありますが、「ご先祖様たちに対する尊敬と、日本人としての誇り を再確認できる」 貴重な博物館だと思います。
(お花見の時期は大変混雑しており、入場するだけでも長蛇の列となっておりますので、ゆっくり見たい方は、時期をずらすことを おすすめします)

また、この玄関ホールには、売店(おみやげ物・記念品・関連書籍など)や セルフ方式の食堂(兼 喫茶店) も あります。
この食堂は、海軍カレー(680円)や海軍コーヒー(330円)で有名ですが、僕としては 抹茶白玉クリームぜんざい(600円)が おすすめです。

あんこが すごく おいしい! 付いてくる お茶も、これまた、すごく おいしい! 


   
靖国会館。 一階部分に無料の休憩所があります。                靖国会館前の桜並木。 奥の方まで ズ〜ッと続いています。


   
(相撲場の入口)                                       (相撲場) この日は、閑散としていました。
靖国会館前の桜並木を奥の方に進んでくると、相撲場があります。 
ここでは毎年、さくらまつりの終わった次の週に 「奉納大相撲」 が行われます。
横綱・大関はもちろん、幕内力士全員による取り組みを、「間近で」 見ることができます(全席自由席:先着順)。 しかも、なんと、入場は 「無料!」 。


   
相撲場の左手(靖国神社の本殿エリアの一番奥の部分)には、 池(神池)があり、それを取り囲むように茶室(行雲亭、洗心亭、靖泉亭)があります。
行雲亭では、裏千家による茶道教室が月に3回 開かれています(誰でも入会自由 : 入会金5,000円、月謝1ヵ月6,000円、水屋料1ヵ月2,000円)。
ちなみに靖国神社では、毎年10月4日に、裏千家の家元による「献茶式」 も行われます。 洗心亭と靖泉亭は、各流派のお茶会などに利用されています。

左の写真の一番手前を歩いているのが、僕のワイフで、肩から下げているのが、お弁当&水筒(魔法瓶)です。 (顔をお見せできないのが残念です)

           
この池のまわりにも見事な桜があり、この池の前には、ベンチが いくつも設置されています(一つ上の写真参照)。 池の中には大きな錦鯉も泳いでいます。
この池の前のベンチを どうにか確保することができましたので、ここで、家から持参した弁当をひろげました。
実は、家を出る時から、「弁当はここで食べよう」 と決めていたのでした(^v^)。
内容は、鳥のから揚げとウインナーと卵焼きとブロッコリーのゆでたのとミニトマトと海苔巻き(かんぴょう、きゅうり、納豆、ツナ、たくあん)です。
水筒には、あったかい ほうじ茶を入れてきました。 ワイフはすごく料理が上手なのですが、「はずかしい」 と言うので、お弁当の写真は省略します(^o^)。







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